M1956ファーストエイドコンパスポーチの実物とファントム製リプロの比較【ベトナム戦争米軍装備】

2016/04/20

M1956装備 ベトナム戦争 米軍装備

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レプリカの紹介は前ブログで行いましたが、あの後実物も手に入れたのでコンパスポーチの比較をしてみました。

袋状に縫われただけの単純な装備なのでそこまで面白い違いがあるわけでもないですが写真何枚かで見ていきたいと思います。

このポーチは確かファントム製だったはずですが、なにしろ2年近く前に中古、しかもタグが引剥された状態で手に入れたのでよく覚えていません。違うよって方はコメントでお願い致します。

左 リプロ 右 実物

色合いが全く違うのはまあ前から分かってたことなんですが並べてみると一目瞭然ですね。OD#7とは程遠くどちらかといえばカーキに近い色合いで、縁取りのテープも材質が違った感じです。コットンの生地だと使えそうなのがこの色しか見つからなかったのでしょうね。ドットホックとドレインホールの金具はリプロも真鍮に黒塗装のものなので色剥げしても大丈夫かと思います。


 裏を見てみると縁取りテープの終端の留め方に差があります。実物は内側に折り込まず縫っていますが、リプロ側は一旦織り込んでから縫っています。ほつれにくさで言えばリプロのほうが上でしょう。実物でも折り込まれた仕様のはあるんでしょうか。

スライドキーパー装着用のウェビングの縫い付け方も違います。実物は四角く縫っていますが、リプロは縦一直線に縫製しています。まあココらへんは細かい部分なので仕方ないでしょう。

フラップ内側にはコントラクトナンバーが両方とも印刷されています。実物はちょっと読めないので分かりませんがリプロ側もちゃんと内容は再現されているのではないでしょうか。

リプロのフラップは丸っこい感じなのに大して実物は長方形って感じですね。

実物の縁取りテープは内側は細めに、外側は広めに縫っています。ズレて裏側の縁取りを失敗するのを防ぐためですかね。

あとがき

M56コンパスポーチを参考にビニロン生地でコンパスポーチを作ったのですが縁取り大変でした。カーブ辺りの所で裏側をテープから逸れて縫ってしまってガン萎えするんですね。よく映像とかでみるミシンの並んだ工場で縫製作業しているオバちゃんはさすがの手つきだと思いました(小並)

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