去年、調べた内容を元にどんぐりの加工(というか乾燥させるまで)を試みたので、乾燥までの過程をまとめてみようかと思います。最初にこれを選んだのは見出しタグが使えるようなネタに困っててこれが丁度良かったからです() 写真は全然撮ってないので少ないですが、文章で伝えられるように頑張ります。またチャレンジしたら差し込みたいですね。
全然ミリタリー関係ねぇじゃん!って思われるかもしれないですが、一応戦時中の代用コーヒー気分を味わおうかと思って実践してるのでちょっとは関係あるかと思います(
注意
この記事を参考に実践して何か不都合が起きても責任は取れません。自己責任での試みで。他にも色々なサイトを調べてくださいね。
何故どんぐりを加工しようと思ったのか
本当はWW2時のドイツ人か南北戦争の時のアメリカ人気分に浸ろうかと(実際やっていたかは別として)代用コーヒーを作ろうと思っていたのですが、なんと!ミルがありませんでした。先にオチを言ってしまうと、乾燥させてから今まで放置中です。まだミル買ってません。乾燥させたどんぐりは代用コーヒー以外に、韓国ではトトリムッという料理に使われるようです。「トトリ」がどんぐり、「ムッ」が寒天という意味らしく、直訳そのまんまのどんぐりで作った寒天だそうで。調べた感じムッでも通用しそうですね。 どんぐりはでんぷんが豊富でありますので、そのでんぷんを利用した食べ物みたいです。これも作ってみようかと考えているのですがまだチャレンジしてません。
手順その一 どんぐりを拾う
良い感じのどんぐりの木を探します。どんぐりも木によって味が違うようで、クヌギなんかはかなり渋かったです。渋みの原因はお茶にもよく入っている「タンニン」なのであまり摂ると体に悪いと思います。私は主に「クヌギ」「ミズナラ」「ナラガシワ」を中心に採取してきましたが、見事に皆渋いものです。「スダジイ」や「マテバシイ」と呼ばれる木のどんぐりは渋みが少ないのでそちらを集めた方が良いかもしれません。 マテバシイは街路樹なんかに使われていますので都会でも探しやすいと思います。
どんぐりを拾う行為に関して躊躇される方は多いかと思いますが、人目に付くところでチャレンジするとやっぱり見られますね…だがしかし!そこで躊躇していては何も始まりませんので素早く沢山拾い集めましょう。あまり沢山拾っても扱いに困りますので程々に。
手順その二 どんぐりの笠を取る
拾ったどんぐりには殻斗という部分が残ってたりします。分かりやすく言うと帽子とか笠とか言われてる部分ですね。残ってなかったらこの手順は飛ばしちゃって結構です。手順その三 虫食いを選別する
どんぐりといえば虫食いのあの幼虫ですよね。あれは大半はゾウムシの仲間の幼虫です。私も幼稚園か小学生の頃は家に持ち込んだどんぐりから大量に発生させた記憶があります。虫入りは気分的にもよろしく無いと思いますので、ボウルか鍋かに水を張ってその中にどんぐりを入れましょう。浮いてきたものは空洞が出来ている。つまり虫が食べたものですので除いてしまいましょう。沈んでいても中に居るかもしれませんがそこは諦めましょう。
手順その四 灰汁抜き
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フライパンで灰汁を抜きました |
最初の方に述べたように、どんぐりには渋み成分が多く含まれています。これを抜かなくては味的にも体にもよろしく無いのでお湯で煮て灰汁を抜きます。灰を入れると抜けやすくなるかと思います。灰なんて持ってねぇよ!!!って人は何か他の方法を調べてみてください。私は灰でチャレンジしましたので他は分かんないです…
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どんどん茶色に |
手順その五 皮を取る
乾かす前に皮を取りましょう。取らないとカビ生えそうです。ペンチと爪で割って剥がす人が多いかと思いますが、大分爪が辛いことになるかと思います。無茶をせず頑張りましょう。手順その六 干す
ざるを使って乾燥させます。密集させると乾きにくくなるかと思いますので横に大きめのざるが良いかと思います。あまり長時間湿ってるとカビが生えるので、たまに手でかき混ぜた方が良いかも。乾燥ざるがベストだと思うんですが私は金属製のざるを使ってやりました。とりあえず完成!
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乾燥後の姿 |
この写真ですが、最初の手順から約六ヶ月経った今の写真です。見た感じカビてはいないので早めに炒ってコーヒー化しちゃいたいところですね。
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