ジャケット本体
3rdなのでノンリップ生地で、斜めのポケットのディティールは相変わらずです。パッチは付いていないので付けるか悩んでいます…カットエッジのパッチをほぼ持ってないので探さなきゃならないんですがね。タグ
サイズはLARGE-SHORTでした。人気なのはS-R位のサイズらしいですが私が着るにはL-Sは中々悪くありません。サイズぴったりよりは少し大きい方が動きやすいと思ってますのでね。吊るす用のループも付いています。これは4thで廃止されましたね。
タグ内容
COAT, MAN'S, COTTON, WIND RESISTANT
POPLIN, OLIVE GREEN, ARMY SHADE 107
DSA 100-67-1901 100% COTTON
ということで67年度調達品のようです。生地がコットンポプリン生地のOG-107なのは4thと変わりませんが、リップ生地ではないのでリップストップ表記はありません。
バックヨーク
背中の肩の辺りには補強のために生地が当てられていて2枚布になっています。縫製は見た感じ全箇所ダブルステッチ(縫い目が2本)ですが、3rdモデルでもシングルステッチで縫製されたものがあるようです。ココらへんはバリエーションですかね。袖
袖にはガセット(三角形の布)が付いています。筒袖と比べると変なこだわり感があって格好いいっちゃ格好いいんですが、アイロンでのプレスが中々難しいです。ポケットフラップ
胸ポケットのフラップ部分に色あいの違う生地が使われていました。ちょっと明るめの生地ですが何の生地でしょうかね。TCUの生地にもロット差があるんでしょうか。胸ポケット
胸ポケットには左右両方にペン差しが付いています。両方付いている服っていうのはあまり見ませんので新鮮ではあります。写真に撮ってはいないのですがポケットのドレインホールは付いていません。前合わせ
ボタンはツヤなしのBDUボタンでした。ボタン横に色が違う小さい丸があるのが分かるかと思いますが、前の持ち主がボタン位置を変えていましたのでオリジナルの位置に戻して付け直しました。前閉めちゃえば目立たないのでまあ良いんですが、前の持ち主は体細い人だったんでしょうかね。身幅の改造部
一番悲惨だったのはここです。買ってから気付いたんですが身幅が詰められていました。リッパーで糸外してオリジナル状態に戻してみたんですが結構色の差が出ちゃってますね。仕方ないのである程度洗濯して目立たなくはしたいと思っているのですが何処まで誤魔化せるか…袖からずっとこんな感じに詰められていました。保存用としては諦めて使う用にしようと思っています。まぁこういうときもあるよね。
着ると案外目立たないです。真横からだと分かっちゃうんですが…w
使用例
![]() |
出典 アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration) Robert C. Lafoon氏撮影 |
縫い目がシングルステッチっぽいですがそこまで細かくは確認しにくいですね。
一番手前の方は歩兵科の大尉のようですが、サスペンダーに三角巾を結びつけていて結構特徴的な方に見え、また左胸にペンを2本差している部分に将校らしさを感じます。
M16を見るとチューリップハイダーの初期型で30連マガジンが差されていたりと色々卒倒しそうな写真ですね…ヘルメットカバーもかなり綺麗なので新品を支給されたばっかりなのかもしれません。
ブーツは67年なのでビブラムソールのものを履いているようです。
あとがき
TCUも高いんですよねぇ…おまけにジャケットは見つかってもトラウザーズは全く見ない…3rdタイプのレプリカも見かけませんしビブラムソールのジャングルブーツレプリカも見かけませんのでこの時期の再現は今から目指すとなると中々鬼畜そうです。世間では連休エンジョイしている方も多いと思いますが、私は特段何処かへ行ったとかそういうのはないです。基本ネット見てます。まぁこういう過ごし方も悪く無いでしょう…(いつもと変わんねぇだろというツッコミは無しで)
折角なので4thリプロとの比較記事も書いてみたいと思っています。数少ないネタですから…w
関係ないですが、ベトナム戦争時の写真を公文書記録管理局で探しても中々画像が大きく装備の詳細を確認できる写真って無いんですよねぇ…LIFE誌のアーカイブは沢山あるんですが、あまり積極的にディジタルアーカイブ化してないんですかね。私の探し方が下手っていうのもあると思いますが…w何せ数が膨大すぎて探すのにも一苦労ですから。サイズでソート出来れば楽なのかもしれませんけどやったことないので、もしやり方があるようでしたら誰かご教授をお願いします…
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