M8A1スカバードは1944年頃に登場したM8スカバードの改良型です。M8スカバードはベルトループに通して携行するスタイルでしたが、ベルトに吊るすダブルフックワイヤーを追加したのがM8A1スカバードとなります。ただし、M8スカバードに改造を施しダブルフックワイヤーを追加したものも存在します。
このスカバードは中々優秀でM7銃剣以前の銃剣も何種類か収納できるようになっています。まぁ葉の形状自体がそこまで変わっていないのもあるんですが…
韓国軍でも同じM8A1スカバードを使用していました。こちらは刻印に違いがあるようです。
M7銃剣はM16向けに採用された銃剣です。M14向けのM6銃剣と同じブレードを持ちながらM16へ装着できる形状になりました。
私のM7銃剣はマイクロエース(アリイ)製のプラモデルを組み立てたものです。M7銃剣とM8A1スカバードが同じキットに入っているのですが、スカバードの方はベルトに吊るすことが出来ないので鞘は実物を入手し装備に加えました。
銃剣と鞘
M8A1スカバードは何度かリペイントされたようでODより黒っぽい色の状態です。鞘の下側に穴が開いていますが、物によってはこの穴の部分を覆っている金属製のチップ部品が付いていないものもあります。材質は樹脂かと思います。銃剣は見ての通り雑仕上げです。プラモデルはあまり作らないもので…ブレード部分は分かりにくい塗装をしたのですがスカバードに入れるときにどうしても擦れるので剥げました。地色がグレーで目立たないのが功を奏しています。実物は持ち手の部分にネジとナットがありそれでブレードと固定しているようですがプラモデルだと細かい部分になってしまうのでオミットされています。気になる人はナットとネジを埋め込んでみるのもいいでしょう。
実はこの銃剣何度も折っています…何度もというのは接着しては折れを繰り返しているということです。調子に乗ってダンボールを突いたりすると普通に折れるので気をつけましょう。折れ目の部分は鍔の辺りですがエポキシ接着剤を流し込むことで何とか接着できています。
鞘に収めた状態
銃剣を鞘に入れた状態です。刻印が見辛いですがUSM8A1とTWBと彫られています。TWBは恐らく製造会社名でしょうか。個体によっては実物の鞘に上手く入らないものもあるようなので気をつけましょう。M7銃剣のプラモデルはゴム刃とプラ刃があるのでもしかしたらゴム刃が入らないのかもしれませんが試したことはないので断定はできません。とりあえず私のはちゃんと入ります。抜くとき引っ掛かりがあってスッと抜くことは出来ませんが…
裏側
裏です。スカバード本体と吊具ベルトはカシメられて接続されています。ほつれない用に端末はロックミシンでロックしてあります。プラモデルのスカバードも自分でベルトを作ってカシメて吊るせるようにしてみたんですが普通に折れました。プラスチックだと強度が足りませんねぇ…あとがき
蚊が増えてきました。冬場にもイエカが飛んでてうんざりしてましたが今度はシマカも混じってカのオンパレードになるかと思うと体が痒くなります。夜中に耳元に飛んで来るのが一番嫌なんですよね。どうやってでも寝る前に仕留めてやるという気持ちになって寝れなくなります。しまいには蚊の羽音が幻聴として聞こえるくらいには夜中の蚊は嫌いです。かと言って閉めきったままなのも暑くてキツイので結局戦うはめに…そういえばバトルフィールドの新作の舞台が第一次世界大戦なのが発表されましたね。ゲームとして遊びやすくするのはいいんですが結果オートマチック武器地獄にはならないことを祈っています…歩兵がみんな短機関銃やら軽機関銃持ってたら流石に萎えるのでその辺の調整をどう取ってくるか期待ですね。
私のはパッケージに大きくM7銃剣とスカバードの写真が印刷されていたのですが、現在はこういったシリーズ汎用のパッケージっぽいですね。経費削減の合理化でしょうがパッケージを並べて楽しむってことは出来ないのでちょっと寂しいです。
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