MOLLE II キャンティーン&汎用ポーチ UCPカラーと使用例【現用装備】

2016/05/06

米軍装備

t f B! P L
またまた水筒カバーシリーズです。私が所持している数少ない現用モノ(といってもUCPなので怪しいんですが)装備の一つのキャンティーン&汎用ポーチです。

MOLLEになってからキャンティーンカバーとしてだけではなく汎用ポーチとして使用できるような作りになりました。バリエーションとして他にTANやウッドランド、OCPカラーのものもあるようです。

キャンティーンカバー状態

水筒を入れた状態です。フラップがあると邪魔になるのでカバーの内側にたくし込んでいます。フラップが無くてもベルト+横のドローコードで固定できるので脱落はしません。今までのカバーと比べるとかなり大きめでゆとりがあります。

汎用ポーチ状態

フラップを出すとこのような感じになります。

ALICEの頃までのキャンティーンカバーと違いフラップで口をカバー出来るので汎用ポーチとして使えるようになりました。ファステックスでのベルト固定なのでワンタッチで脱着可能です。

底面にはドレインホールが開いていますのであまり小さいものを入れると脱落しますねこれは。

裏面PALS対応ストラップ・ウェビング部

PALSに対応しているため裏面にはウェビングとストラップが付いています。

スライドキーパーと比べると固定面がかなり大きく感じます。このお陰でベルトにつけてもガッチリと固定できてふらつきません。

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タグ内容
MOLLE II
1 QT CANTEEN/GENERAL PURPOSE POUCH
NSN 8465-01-525-0585
SPM1C1-08-D-1080-0001
LOT NO 1
THE SPECIALTY GROUP INC.

見た感じだと2008年度調達品のようですね。ロットナンバーが1なのでその年の最初のロットでしょうか。GENERAL PURPOSEの表記がありますので汎用ポーチとしてもちゃんと採用されています。

内部

内側に起毛処理はありません。一枚布のペラッペラな作りです。多分コーデュラナイロンを使ってるんでしょうが頼りない薄さだと感じますね。

外側ポケット

左右に小さなポケットが付いています。まあ多分今までと同じように浄化薬ビンを入れるんでしょうが小物入れとしても活躍するかと思いますよ。こちらのフラップはベロクロでの固定となっています。

使用例

出典 アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration)
トリミング加工済
2007年、アフガニスタンでの一枚です。腰にカバーを取り付け水筒を入れています。ベルトをファステックスで固定はしておらず入れたままですね。フラップは内側にたくしこんでいるのでしょう。カバーは直接OTVに付けているのでしょうか(MOLLEから先の装備は疎いんであまり良くわかってないです)

色々と探したんですがNARAだとUCPカラーのものはこれくらいしか着用写真を見つけられませんでした。

出典 アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration)
トリミング加工済
TANカラーのポーチですがこちらはキャンティーン本体をしっかり固定しています。ベルト部分にビニールテープらしきものも通しています。

出典 アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration)
第82空挺師団の兵士です。確か2004年の写真になります。こちらはウッドランドのものですが、水筒カバーとしてではなく汎用ポーチとして使用しているようですね。ポーチはFLCのPALSウェビングに取り付けています。

あとがき

現用は入れ替わり激しくて難しいですねぇ…これ!という決まった装備が無いので組み合わせにセンスも問われそうです。流石にOCPやらUCPの装備を集める余裕は無いですがUCPも廃止されてしまいましたしある程度は集めたいですね。デジタル迷彩が嫌いな訳では無いんですよ。NWUも結構好きでしたがこちらも廃止されてしまうそうですし現代の迷彩事情は複雑ですな。

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