保安隊 M1アムニッションバッグ 【昭和自衛隊装備】

2016/07/29

自衛隊装備

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保安隊の時期に納入されたM1アムニッションバッグです。採用名はもしかしたら違うのかもしれません。米軍のM1アムニッションバッグのコピー品と言えますが、材質はODのビニロンです。

M1アムニッションバッグは弾薬箱の携行に使用します。大きいので他にもいろいろなものを入れることができると思います。私はグリースガンのマガジンポーチに使おうかと思い購入しましたが、少し大きすぎました。グリースガン用のマガジンバッグはまた別に存在するみたいですね。

ODのペンキで書き込みが消されています。剥がれてきてしまい記入が見えてきてしまっていますが。

NPRのスタンプの存在するものも時折出ています。そちらは警察予備隊時代のものです。スタンプが違うだけで基本は同じだと思います。

材質がビニロン生地になっただけで作りは米軍のものと一緒です。それにしてもこの時代から既にビニロンとは恐れいりました。

裏面にベルトループなどはありません。肩掛け専用です。Dカン部分にもしかしたら何か通して固定をするのかもしれません。


保安隊の時期ですのでQのマークが入っています。これから陸上自衛隊に至ってもこのマークは使われていますね。

昭和28年11月製 東洋繊維株式会社納だそうです。出回っているものは大体この日付が入っているので同ロット品が多く出回っているのだと思います。現在の企業名はトスコでしょうか。

 負い紐と本体は金具で接続しているので分離することができます。米軍のアムニッションバッグも同じ仕様です。

負い紐は付属していなかったのでエスアンドグラフで買ったものを使用しています。カーキなのでちょっと目立ちますね。ODに染めちゃえば良いんですが…。

負い紐は最悪自作しようとしていたのでエスグラのレプリカは助かりました。ただこれ単品は通販じゃ扱ってなさそうなので店舗じゃないと買えないかもしれません。

 内側はこんな感じです。仕切りもあります。Cal .30の弾薬箱を入れるとぴったり入る寸法です。水抜き穴もあるので水辺でも安心ですね。

 仕切りも底布があり水抜きハトメが打たれています。この仕切りも何かに使うのかもしれませんが用途は不明です。

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