自衛隊 旧型弾帯【昭和自衛隊装備】

2016/07/26

自衛隊装備

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M-1956ピストルベルトに引き続いてまたピストルベルトの紹介です。陸海空の自衛隊で使われていた(もしかしたらまだ使っているところもあるかもしれませんが)旧型の弾帯です。ちなみに白いものも存在します。

OD作業服にこれで自衛官って感じになりますよね。

材質はODのビニロンかと思います。自衛隊装備特有の特徴的なOD色です。横織りのテープが使用されています。なんといっても金具がピッカピカなのが特徴的だと思います。反射でバレると思うくらいにはピカピカです。状態が良いのもあるのかこいつは綺麗に折り曲げられませんでした。


全体的に米軍のM-36ピストルベルトを意識していると思います。サイズ調整部が片側、それにバックルの形状も似通っています。M-36のコピーと言えるのではないでしょうか。ただしドットホックはついていませんが…

スライド金具のプレスも縦に溝がはいっていますし、バックルも捻って着脱する形状です。

こう見比べるとハトメがデカイのが分かります。 これだけ大きなハトメでも外れてるものは外れてるんですよねぇ… 私も以前別に一つ旧型弾帯をもっていたのですがハトメ外れていたので他の人に譲ってしまいました。

片側のみのサイズ調整部のアップです。まぁ大体そっくりです。

旧型弾帯はスライド金具の幅が広くて遊びやすいのが若干不満ですね。新品だと違うのかもしれませんけれども…

 若干M-36と比べると小さいですね。センチとインチの違いかもしれません。

自衛隊の装備はベルトループで取り付けるものが多いので幅が狭いほうが入れるのは楽です。つける装具が少ないと左右に移動してしまいますが…旧型弾帯にスライドキーパー方式の現用装具をつけるのも中々面白いかもしれません。 新型は硬いですがこちらは柔らかいので腰には優しいかも。

この弾帯、ピストルベルトとしてだけではなくスリングとして使っていることもあります。工夫次第ではいろんな化け方をするかもしれませんね。

出典 アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration)
トリミング加工・ぼかし加工済
旧型弾帯は新品でも在庫がまだ出回っているので入手は簡単だと思います。

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