L型ライトです。それなりに使い道はありますがゲームではまず使わないでしょう…
L字型の形状になっています。この形状のライトは第二次世界大戦時から使われていました。WW2時から使われていたTL-122シリーズの後継となったのがMX-991です。MX-991はベトナム戦争時から使用され始めました。 材質はプラスティック製です。
L型ライトは様々な国でコピー品が作られるほどのベストセラーライトになりました。今でも陸自のPXなどで売られていることもあると思います。
ちなみにL型ライトというとFULTON社のが有名ですが私のは残念ながらGT PRICE社製のものです。
豆電球を使用します。豆電球なので明るさは期待できません。それでも懐中電灯として使える明るさはあります。LEDの明るさに慣れてしまうと駄目ですね(
一応ライト部分と底の部分のネジが切ってある部分にはOリングが入れられているので簡易的な防水性能はあります。
スイッチの横にスイッチガードが付いています。このスイッチガードは70年代以降のものに付けられたようで、ベトナム戦争の頃のロットにはこれが付いていませんのでこだわるならガード無しを見つけ出すか自分で綺麗に削りとる必要があります。スイッチガード無しモデルになると値段が2倍くらいになりますね…
スイッチは常時点灯を可能とするスライドスイッチと押している間だけ点灯するプッシュスイッチの2種類が付いています。プッシュスイッチはモールス信号の送受に使用も出来ると思います。この個体のスライドスイッチは固くて何度も動かすと指が痛くなります。
クリップが付いているのでサスペンダー等に引っ掛けて使用ができます。割りとこれが便利です。サスペンダーに付けるとストックが当てにくくなるのが欠点ですが…
このクリップはTL-122シリーズからもう付いており、手に持っていたライトのハンズフリー化を可能とした画期的な作りになりました。
単一電池2本で点灯します。特殊な電池でないので助かります。L型の長いボディ部分に収納する作りになっています。
底部分に輪っかがあるので吊り下げて使うことも出来ます。実際はこの部分は脱落防止に使うのが正しいかと。
カラーフィルターがライト底部に収納されています。減光、赤、青、拡散のフィルターがあります。フィルターはライト部分の外側にリングが追加されており、その部分に入れて締めることで使用することができます。
拡散フィルターを付けてみました。結構明るさの範囲が広がるので普段使うならこのフィルターつけっぱなしがいいかもしれません。
赤フィルターです。暗闇で地図などを確認するのに使用できますがあまり使わないと思います。赤色の光だと瞳孔が収縮し辛いので電灯を使った後も暗いところが見えやすいというメリットはあります。
構造は単純です。端子が錆びてるので綺麗にしたいですねぇ… またすぐに錆びちゃうでしょうが…
電球は切れたら簡単に交換できます。3V用の電球であればLED電球でも大丈夫かと思います。明るさと実用性を考えるとLED化したいんですが、電球色じゃないと違和感が…
でも電球色の豆電球型LED化は存在しているようなので今度取り替えてみようかなとは思っています。明るさがどれくらい変わるかが見ものですね。
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