突然の英連邦系装備の登場です。軍装というよりは普段使いに使っている装具ですね。私の持っているものは恐らくイギリス本国軍のものではなくギリシャ軍のものかと思われます。ギリシャは英国からの支援を受けていたようなのでP37装備も使っていたようです。
P37(PATTERN 37)装備は英連邦軍他イギリスの影響を受けていた国家など非常に多くの国で作られていましたのでバリエーションも莫大なものとなっています。私は英軍に関しては大して知識が無いので詳しくは分かりません。詳しい人が見ると生地質とかで何処のか見分けが付くようですが…
インド、ブルガリア、オーストラリア、カナダ、ベルギーなどなど様々なバリエーション…狙って集めるのは難儀しそうですね。
かなりシンプルな作りになっています。材質としてはカーキのコットンキャンバス生地を利用しています。かなり分厚い生地なのでそうそう壊れないでしょう… P37装備の特徴的な金具にも注目です。
縫い目を解いた跡がありますがこの部分にヘルメット固定用のフラップが付いていたようです。邪魔なので取り外したのでしょう。
裏面です。書き込みがされていますが意味はよく分かりません。左右2本生えているストラップにLストラップと呼ばれるショルダーストラップを取り付けるとラックサックとして背負うこともできると思うんですが、下にストラップ用の金具が無いので多分使えないですね。私は肩掛けカバンとして使っていますが。
サイドにはヨーク取り付け用の金具とウェビングが付いています。このウェビングをどう使うのかは分かりません。
これがヨークです。いわゆるサスペンダーですがイギリスだとヨークと呼ぶらしいです。クロス状に2本組み合わせることで装具を肩に吊り下げることもできますが、他にもこのスモールパックのように連結して肩掛けストラップとしても使用することが出来ます。
下にはDカンとストラップ用金具が付いています。ヘルメット固定用のフラップを中央のストラップ用金具に通してヘルメットを保持するようです。
蓋部分にある謎のウェビングです。円匙かツルハシでもぶら下げるのか、はたまたストラップを通すのか使い方は分かりません。
内側には仕切り布っぽいのが一枚あるだけです。A4の本などがぴったり入る大きさなので使い勝手は悪く無いですね。
英軍装備は国内ではそこまで出回ってないですしあっても高いのでまとめて輸入できればいいんだけどなぁって思います。英軍集める余裕はないですが興味はありますねぇ。
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